グローバル生産環境論
1. 2017年12月21日 12時50分ー14時20分 グローバル生産環境論

受講生 生物資源産業学部2年生 13名
生物資源産業学部の学生は、農業の実践や経験などの話に興味があり
2. 何の授業か
大橋 真 教授の意向を知るには 徳島大学の教育研究の方向を探ってみる。

そのキ-ポイントは グロ-バルと地域社会 ボランテイア活動 交流対話(文化・医療・教育) 環境共生

特に、peea learning (仲間と学ぶ)であり、それが 学び舎(まなびや)という名称にしたのだろう、

peer の意味は名詞では仲間、動詞では凝視する
それが注目され、使い始めた人は イヴァン・イリイチ で、脱学校化・脱病院・シャドウワークの根本理念にあたる。

それが ジュディス・リッチ・ハリス の 著書 The nurture assumption: Why children turn out the way they do. Free Press(子育ての大誤解) 
The Nurture Assumption(直訳・・育成の前提)であり、子どもの人格を形成する重要な要因として、親ではなく、対等な友人や仲間のピアグループだとする。

大橋教授の目的意識は

・地域社会人・留学生とのpeer learningによるグローバル社会に対応できる人材育成と教養教育,
・ 国際交流による生涯学習と大学教育の融合の意義
・地域社会人,学生,教員でつくる学びのコミュニティから創出される新たな視点

つまり、

地域社会人(海外も),学生(留学生も),教員(海外大学も)が小さなピーア ラーニング(ボランティア活動も)を通じて、地球環境共生(持続可能な社会も)への道を探っていく

それが 大橋教授の手段と目的であり。

私は 地域社会人としての 参加者である。


3. なぜ古代小麦を作っているか

私の余生のテーマ「健康は自然の中にある」を探っていて、中山道を旅し、車中泊をしやすいところを探していたら、開田高原のそば祭りに出会った。、その廃校舎二階で 50年前の古代小麦の展示があり、その出会いから、古代小麦ってって何だ? という追及するうちに、それを とうとう栽培するまでなった。
・古代小麦とは・・

日本語にはないウイキペデイアから
英語のSPELT ドイツ語のDINKEL

詳しい古代小麦の説明のUR


私のブログ2016年10月・・古代小麦は現在人のノアの箱舟かもしれない



古代小麦の種を私はドイツからネットで購入したが、それはもみ殻が付いているもので、
再度調べたら、日本ではどうやら籾殻を取り除いた玄麦(薄い皮が付いている)をネットで購入できるようだ。
稲の種籾でも、また籾殻をとった玄米でも、稲は成長するように、
麦の種籾でなくても、玄麦でも 成長するようである。要は芽が出る肺が在ればOKであるようだ。
ただ 脱穀 精麦しすぎると 肺がかけたり、割れたりするので、出芽率は少ないだろう。
楽天でイタリアの玄麦を見つけた。種というより、そのまま米と同じように炊いて食べるためのものだ。
実験用にはいいかもしれない。


古代小麦は英語で、スペルト小麦 spelt wheat というが、それはドイツ語の dinkel の英訳である
6000年~9000年前の品種で、
原産は中東地域で、旧約聖書にも出てくる
普及したのは北欧だったが、パン小麦が作られるようになって古代小麦の生産はほとんどされなくなった。
近年、古代小麦が小麦アレルギーを発症しないことで、注目されている。


4 なぜ古代小麦は小麦アレルギーがでにくいのか?

ヨーロッパにおける30年間の経験値によると、小麦アレルギーを持っている人が食しても85~90%は発症していない

その理由として、考えられるのは

IN YOU・・小麦の害って実際どうなの?グルテンフリーその前に。品種改良をしない本物の小麦「古代小麦」を選ぶメリットで、記載されていることである。

グルテンを含まない食品がもてはやされているけど、グルテンってそんなに体に悪いものなの?

グルテンフリーというとヘルシーなイメージがありますよね。
レディー・ガガやミランダ・カーなど、海外の芸能人でもグルテンフリーを実践している人はたくさんいます。
日本でも少しずつ小麦を使わないお菓子などを見かけるようになりました。

グルテンフリー実践者は小麦アレルギーの人のみならず、アレルギーではないけれど小麦を食べるとお腹がゆるくなったり痛くなったりするグルテン不耐症(グルテン過敏症)の人や自己免疫疾患の一種であるセリアック病の人も多くいます。

また、自分自身は小麦を食べても症状は出ないけれど、グルテンが体の不調を引き起こすことがあるのを知って予防的にグルテンフリーの食生活をする人もいます。

でも、ここで疑問。
グルテンってそんなに体に悪いものなのでしょうか。

小麦の栽培が始まったのは約1万年前と言われており、以後世界各国で主食として食べられてきました。
もし本当にグルテンがそんなに体に悪いものならもっと昔からグルテンフリー食が流行っていたでしょうし、小麦を使った食文化はここまで広まらなかったのでは?

最近では、「グルテンそのものではなく、現代の小麦の品質の低下が様々な不調を引き起こすのではないか」と言われています。



度重なる品種改良、農薬、輸出時のポストハーベストなど、現代の小麦には問題点がたくさん。

スーパーで売っている小麦粉ってとても安いですよね。
栽培・収穫・加工・製造・流通とたくさんの工程を経て遠く離れた海外から来るのに、なぜこんなに安いのでしょうか?
それは現代の小麦は生産性が非常に良いため、低価格で販売することができるのです。

従来の小麦は収穫量を増やそうとして肥料をたくさん与えると背が高くなりすぎて倒れてしまいました。

そこで品種改良が行われたのです。新しい品種は背が高くならないよう遺伝子操作されているため、肥料をたくさん与えても倒れず収穫量はアップ。

1940年代から1960年代にかけて、コメや小麦など穀物の収穫量が上がるよう遺伝子操作した品種を利用したり、化学肥料を大量に使用した時期がありました。

これは「緑の革命」と呼ばれ、穀物の生産性を向上させてアジアの食糧危機回避につながったと言われています。

生産性向上により食糧危機を回避したり、価格が安くなったことはとても素晴らしいこと。
でもその代わりに、現代の小麦は本来あるべき姿とは違う不自然なものとなってしまいました。
ある研究では、1960年代以降の小麦はそれ以前のものと比べてミネラルが18〜29%も少ないという結果も出ています。

また、栽培中の農薬はもちろん、輸出の際には殺虫剤・防かび剤などのポストハーベスト(収穫後に使用する農薬)が使用されるため、それによる危険性も見逃せません。

国産小麦は栽培中には農薬を使用しているものもありますが、日本ではポストハーベストが禁止されているため、その分輸入小麦よりは安心と言えるでしょう。

スーパーの方の小麦粉には虫一つつかなかった恐怖の体験。

これは私の体験談ですが、ある農家さんから自家用に栽培した無農薬の小麦粉をいただき、スーパーで買った安い小麦粉の隣に保管しておいたことがあります。

どうなったと思いますか?

なんと、無農薬の小麦粉の袋に穴が開いて散乱しており、見てみると虫がたくさん湧いていたのです!
しかし隣にあったスーパーの小麦粉には虫は一匹も付いていませんでした。
思わずぞっとした出来事です。

それ以来、小麦粉は有機または無農薬のものしか買っていません。

小麦粉の農薬というと野菜と違って意識することも少ないかもしれませんが、虫も寄り付かないほど強力な農薬を使っているということなのでしょう。

世界の小麦の大半は品種改良を繰り返されたもの。
その中でもいまだに品種改良をされていない貴重な「古代小麦」をご紹介!


現代の小麦を食べると体調が悪くなってしまう人におすすめなのが、品種改良をされていない古代小麦。
古代小麦は現代の小麦に比べ、全般的に消化が良く栄養豊富。
また、小麦アレルギーやグルテン不耐症、セリアック病の症状も出にくいと言われています。

ただし、100%症状が出ないわけではないので特に小麦アレルギーとセリアック病の方は充分注意してくださいね。

古代小麦は硬い皮殻を持つため病気や害虫に強く、無農薬でも栽培しやすいというメリットがあります。
実際、古代小麦を使った製品を見てみると、有機認定されたものや無農薬のものがとても多いです。
5. 遺伝子組み換えとゲノム編集

参考UR:

BS1スペシャル「ゲノム編集 食物~密着 食の未来最前線

ゲノムとは遺伝子のこと、目的の遺伝子を切断することで 目的通りの性質を実現できる。
4年前に ほとんどの生物において その遺伝子を狙い撃ちする技術が発見され、ゲノム編集が簡単にできるようになった。
それが食物において、肉厚なタイ、低アレルギー性の卵、毒性のすくないジャガイモの芽などが次々と開発されているが その安全性に疑問がかけられている。その法の整備もまったく行われていない。

生き物の遺伝子は4つの塩基という物質でできている。それぞれの塩基は特定のタンパク質と結合することが解っている。

ゲノム編集はその性質を利用。
事前に特定のタンパク質を並べて、目的の遺伝子に結合するようにしておき、
さらに、遺伝子を斬るハサミのような物質も入れておく。
それを細胞の中に入れると 何万と言う遺伝子の中から 目的の遺伝子を探し出す。
目的の遺伝子を見つけると 結合する。
ハサミが特定の遺伝子だけを切断する。
すると その遺伝子がもつ機能を失くすことができる。

筋肉の肥大を防ぐブレーキの役目をするミオスタチンという遺伝子を壊すとアクセルだけになって 筋肉がどんどん増えていく。そうして 肉がおおきいタイができる。

突然変異によって生まれた肉厚なベルギーのベンジャン・ブルーが、ミオスタチン遺伝子が壊れていることかわかり、
そのブレーキ性質が解った。

ターゲットは真鯛の受精卵 1000分の5ミリの針で ミオスタチン遺伝子を破壊するタンパク質を送り込む。
すると 肉厚なマッスルマダイが生まれる。

世界銀行によると 養殖された魚は2030年には天然の魚を上回ると予想されている。

ゲノム編集で よりおいしいもの より適した食材を作れる可能性が大きくなった。
ゲノム編集学会では ゲノム編集は安全なのか? という問題も定義される。
本当に家畜として繁殖していった場合 形質が安定的に保たれていくのか?
容易に社会に受容されるようなストーリーが描けるとはちょっと考えにくい。
家畜自体は 人の功利の為の動物ではあるが 遺伝子改変という特殊な因子が加わった場合、警官感が増す。

今までに保温が遺伝子組み換え作物に対して きちんと向き合えてこなかったという負の壁がある。
それとゲノム編集の話が重なっている部分がある。
そこを考えなければならない時期に来ている。

遺伝子組み換え作物の負の壁とは

21年前 アメリカで作れた遺伝子組み換え作物が 初めて日本に輸出された。
当時の厚生省は人体に悪い影響はないと 安全と判断した。
しかし 科学的根拠だけでは前例のない農作物に対しての消費者の疑念は払しょくできなかった。
厚生省はそれで 遺伝子組み換えでないという表示をするようにしたが それは遺伝子組み換え作物の混入を5%まで許容するものであり、不信感は消えなかった。

遺伝子組み換えに対する不安感



消費者庁 遺伝子組み換え食品に関する消費者意識調査(H28→29)

その他の

消費者庁 遺伝子組換え表示制度に関する検討会



40.7%が不安であると感じ、そこにゲノム編集が登場してきた。

本当に安全なのだろうか? 
特に遺伝子組み換え作物と照らし合わせて、両者の違いが十分理解されていない。
違いがあいまいな中で 同列に捉えられて 健康問題の誤解もあるかもしれないが
その誤解を生んでいるもとは そのリスクの程度をきちっと示していない。
研究サイドの部分も問題があり、ゲノム編集作物の中には 確かに消費者にとって 利益・魅力に映るものも生まれるかもしれないが、これまでの食を巡るコミュニケーションが不調だったという 今もそういう状況では なかなか打開打開する道が現在 開かれていない。

ゲノム編集と遺伝子組み換えとはまったく違う

遺伝子組み換えでは外部から持ってきた他の遺伝子を使い
例えば 大豆の遺伝子組み換えに使うのは土壌菌の遺伝子ではある。
一方 真鯛のゲノム編集では 真鯛の遺伝子の一部を壊しただけであり、
自然界における進化や突然変異でも起こることである。

ゲノム編集は 他からの遺伝子を付け加えることはないので もともとあった真鯛の遺伝子だけ 真鯛のゲノムでしか その範疇を超えていない。それは進化が起こるような範疇である。
タイじゃないとんでもないものが出来るとは考えにくい。

だが、安全性が解らないため、国の方針が定まらない状況である。

こうした安全性はゲノム編集者自身が行わなわなければならないとしている。

生まれたばかりの3000匹の高成長トラフグの頭にバーコードタグを埋め込み、
ヒレを取り出し、遺伝子を取り出し、狙いの遺伝子以外の遺伝子を誤って壊していないか、検査する。
これを狙いをはずすという意味のオフターゲット検査という。その場合 アレルギーなどの体に悪影響を与えることが指摘されている。

品種j改良と同じで 遺伝子を変えて より良いものだけを人間が選んできている。
変えて良くなることは絶対あると思える。

このオフターゲット検査をして 異常がなければ 不安は払拭される

また、環境面でも ゲノム編集した魚が自然界に出てしまったとき 生態系に悪影響する懸念がされている。
そのため ゲノム編集された魚が外にでていかない対策をしていく。

また、ゲノム編集が期待され、期待されない消費者意識がある。



期待されるのは消費者にメリットがあるもので、期待されないのは生産者にメリットがあるものである。

野菜の品種改良は
放射線や化学薬品を使って 遺伝子を壊していく手法である。
種にガンマ線を当てて 遺伝子を壊していき、 実の大きくなるトマトや花が多くさくトマトができる。 そこから消費者や生産者ニーズに合ったものを選び出してきた。
今食卓に並んだものは みな人工的に作られたものである。
人間の歴史の中で 人間が自分たちが必要な部分を大きいような そういうふうなものを 作り上げてきたので
自然なものは 今の農作物と言われるものは 全く無いんじゃないか。
人工的に遺伝子を人が選んで 再構成したものが 農作物になっているので ゲノム編集というのは 品種改良の技術の一つ いっぱいあるうちの一つなので それで出来てきたものが 前に思っていたものよりも あぁ いんじゃないって 消費者に思ってもらえる そこがいちばん大切なのかなと思う。

不確定性って必ず科学には あるんですけれども 子供とか 食品って 多くの人に関わるときに 慎重になる必要があると思える。基本的には。 そこが残念ながら ゲノム編集の技術自体がすばらしいがために 研究者の多くが慎重さを失いつつあるような傾向が問題だと思っている。

そのルールをみんなで力を合わせて作るという努力も見られないもの問題だと思える。


6. 需要と供給で決まる

品種改良・遺伝子組み換え・ゲノム編集において、その方向性はお金と同じで、
何を作るか・何を開発するかは 良い悪いは別にして、人々の需要と供給で決まってくるといえるだろう。

需要は消費者、供給は生産者の欲望であり、市場などのオークションで その価格は需要者が競争して最も高値を出した者が落札するように モノやサービスの生産は それを求める消費者の欲求で決まってくる。

今後 モノ・サービスの生産方向は 消費者が決め、担ってくるといえる。

民主主義の選挙制度のように 政治でも 国民の要望は需要・消費者であり、政治家は法を作り 実施する 供給する生産者でもある。

需要と供給は 数字で表すことができ、 それが顕著に現れているのか お金・貨幣である。

今後 世界全体が どんなモノとサービスを求めるかを知ることで グローバル生産環境を どういう方向に進めて良いかを知ることができてくる。




7 お金とは モノ・サービスと交換できる 数字のついた道具である

世界で どんなモノとサービスが 求められているか?

これを知るためには 様々なモノとサービスの需要を数字で置き換えて その需要度を測ることから 始めればいい。

今、すべてのモノとサービスはお金と相互交換できるので お金の流れを知れば 世界の需要を測ることも可能であり、また お金の流れを需要に合わせた生産に向ければ グローバルな衣食住の生産環境の整備ができるともいえる。

ただ問題なのは お金の仕組み・貨幣制度自体が 世界の需要よりも 世界の供給力を増やす構造システムになっているので 現実の需要と供給が かみあわなくなってしまう傾向があり とくに大きな金融恐慌 経済格差拡大 それは政治的には 戦争にまで 拡大してしまうことがある。

そのため 世界の需要を知るには 供給生産するお金よりも お金とは無関係なボランティア活動に注目した方がより 解りやすい。

だが 世の中の情報は 生産するお金に関することと モノトサービスの供給力ばかりであり、 人々が本当に求め、必要としている需要がある ボランティア活動の情報は少ないのが実情である。

世界のボランティア活動を調査して 世界の需要度を知ったとしても その需要を供給生産に向かわせる力にはならないだろう。

ボランティア活動の調査よりも むしろ 世界の需要に合わせた 生産方向に向かわしめるには お金の流れをそのようにすれば自動的に人々は 本当に求めるモノとサービスを生産していくだろう。


8 お金とは何か?

お金のシステムを知るには 4人で麻雀を楽しむ マネーゲームの遊び方を知ればいい。

参考:麻雀超入門
まず現金と借金の違いを知ろう
  • 4人で麻雀するときに、最初に均等に15000点ずつ配り、ゲーム終了後にその全点棒60000点を回収する
    それが日銀が発行する現金である。
  • ゲームは半荘(一回転)ごとの回数を繰り返し続け、その日の勝敗表のプラスマイナスの表を作る。
    この勝敗の点数表が借金・債券に当たる。


4人のメンバーは 日本国民全員であり

麻雀で 国民全員に 平等に配られる現金は 点棒60000点の60000円である。

麻雀マネーゲームで行われる勝負は モノ・サービスの売買 金銭の貸し借り である。

ゲームにおいて 現金60000円が足りなくなったとき だれでも貸借権(債権)を発行でき ゲームは続行できる。

ゲームを終了したときに清算するのは 勝敗表によっての貸し借り合計である。
Aさんは 借金35000円 Bさんは 借金21000円 =借金合計56000円
Cさんは 貸金22000円 Dさんは 貸金34000円 =貸金合計56000円

 金銭の収支は 借り方貸し方の バランスシートでなっており 両者は常に同額かどうかでチェックされる

この貸借証書(貸金=債権)は 株券 外貨 ビットコイン などの金融商品 に発展されたものでもある

使用された点数棒の60000円は 発行元の日銀に ゲーム終了後返済される。


つまり
お金には日銀しか発行できない現金と
国民だれでも発行できる借金の
二種類があり、それらが混同されて分離できなくなった世界の現実がある。
9 お金から需要供給の姿をみるには

麻雀は4人の全国民がトップの勝者になろうとして行われる。
この時、トップになろうとする野心・欲望はみんなの需要であるといえるだろうか?
むしろ みんなの生産供給といえるだろう。
だれよりも多く勝とうとするのは 誰よりも多く儲けよう 誰よりも多く生産しよう ということにつながる。
逆に誰よりも多く負けようとするのは 誰よりも多く損しよう 誰よりも多く消費しようということになる。

麻雀で勝つときは 自分にラッキーな手札とチャンスがきたときの運が大きい。
だが 麻雀の経験を積み重ねた技術と勘の力もある。
まさに勝者は偉大なる生産者 スターでもある。

その勝者を支えるのは敗者であるから、
不運な者、技術も 知識も 経験もない 無名な国民が 偉大なる消費者 お客の神様でもある。

医師は勝者 病人は敗者 で その病院は繁盛になる。

株や外為でも 予測が当たって儲けた者が表の勝者は、予測が外れt損した者が裏の敗者あってこその存在であり、バランスである。

お金から需要を読みとるには

世界の成功者 金持ち 著名人を観るのではなく、世界の失敗者 貧乏人 無名人を観る必要がある。

だが
需要とは人間の欲望であるが、それは生産また成功者の欲望を支える裏返しとして見えてくるものである、

みな麻雀のトップの勝者を望むが、逆に麻雀の一番下の敗者になろうとは望むまい。

そのため、
4人の麻雀国民の本当の欲望・欲求・需要は何かを紐解く必要がある。


10 国民の本当の欲求・需要とは何か?

最初に麻雀を始める資格は全国民4人に 15000円の現金をもらって、その現金で、全国民と勝ち負けを楽しむ生活をすることが 本当の目的であり、本当の需要ではないだろうか。

最初から、不均等・差別的に 現金が配当されたならば ちっとも 麻雀マネーゲームは楽しめないだろう。
それは 人は生まれながらにして 平等であることで その社会における人生は楽しめるものである。
それこそが みな国民が願っていることであり、需要・本当の欲望だといえるのではないか。

つまり
世界の需要は 麻雀で最初に平等に配られる現金15000円に観ることができ、
それがあるか ないかで、またグローバル生産環境が整備されているかどうかも観ることができるだろう。

これは今 世界が本当に実施したいシステムのベイシックインカムであるが、その財源が集まらず、実現が難しくなっている。

だが、この麻雀の最初に配られる点数棒のように 財源はただでいくらでもお金を発行できる日銀であり、それがゲーム終了後に発行元の日銀に返ってくるようにすれば 全国民は常に麻雀を楽しむように 勝敗ゲームを楽しみながら 平等に 生産と消費をくりかえすことができる。 

グロ-バル生産環境を整えるには まず 世界各国に ベイシックインカムを導入させることから 始めるのがよいだろう。

世界の食べ物でも 美味なるものより 安心安全な食べ物が 平等に 分かち合いできるような生産環境が必要になり、そういう方向に生産・開発・研究されていくだろうと思える。

11 世界のベイシック・インカムを実現する方法

世界の現在の貨幣すべてが貸し借りができるため、その貨幣でベイシック・インカムを実現することは難しい。

国民すべてに 生きてゲームに参加できるような 参加権を 平等に与えるためには 麻雀の点数棒のように 貸し借りができない 独自の通貨が必要になる。

また そのベイシックインカム用貨幣は 為替変動するようなものでは 毎日その貨幣の価値・数字が変わるようでは 人々の生きる権利を安定的に保障することはできない。

近年 ビットコインのように 数十兆円の規模で世界で流通している電子マネーのような仕組みを作ることで それは可能になる。

ビットコインは その発行額を2100万ビットコインに絞り、それの売買をする。いわば 増資できない株券として 発行された。
そのビットコインの売買は 売りは供給 買いが需要として その為替レート(落札額)が毎日毎時決まる。
その価格は買い手が多ければ根が上がり、売りてが多ければ根が下がり、その上がり下がりの差額を狙って 投資ギャンブルが行われている。
ビットコインが国際通貨よりも人気が出たのは その為替手数料がより安いからである。

麻雀の点数棒のようなベイシック・インカム通貨を発行するには 需要と供給で上がり下がりするようなビットコインでも 適用はできない。

真似ることができるとしたら 
国籍がない 中央銀行でない団体が発行するだけである。

その国際団体は 一種のボランッティア団体・NGOであり、そこが発行する

それをグローバル・ベイシック・インカム用マネーと名付け、その略称を GBIマネーとしたら、

GBIマネーは
貸し借りできなく かつ 為替変動しない
電子マネーであることが必要である。

麻雀の点数棒の働きをするのがGBIマネーである。
このGBIマネーはビットコインのように 各国通貨と交換できる。その手数料はビットコインよりも安くする。

GBIマネーはその時の最も取引額の大きく信用度が高い、現在では米ドルの為替レートと同じにする。
1GBI=1ドル これは変わらない 固定相場制のドルペックにする。
そして、売買手数料はどりらも 普通預金利息並みの 例えば 0.1%にしておく。

ビットコインは金生産と同じように 2100万ビットコインしか発行しないので その売買価格は毎日毎時上がり下がりするが、
BGIマネーは交換取引額に必要なマネーは発行し、必要がないマネーは回収する。

ポイントカードのように 使えば使うほど ポイントが溜まるが、
3年間 一度も使用されなかった場合 溜まったポイントはゼロになり、
そのポイントカードは二度と使えなくなるような構造にしておく。

GBIマネーは為替手数料を1年間溜まると、それをGBIマネー参加者(使用者)に経費を抜いた純利益分を全員で均等配分する。
しかし、1年間一度も参加しなかった人には配分しない。また、参加しなかった人が持っているBGIマネーはゼロになって消える。

いわばGBIマネーは銀行の普通預金口座のようであり、毎年 使用者が儲かった手数料の均等配当が受け取れるものである。
商品やサービスを売買する場合は 各国通貨に交換して行う。
もし、その参加者が亡くなってしまった場合は その預金口座の残額はゼロになり、また毎年のベイシックインカム配当が受け取れない。

このGBIマネーは単に各国通貨と交換するためのものであり、実際の紙幣やコインは必要がなく、いわば 自動の交換機、配当機であり、
一種の機械またネットのアプリみたいなものである。



12 授業におけるGBIマネー実験方法
A 現金と債券とボランティアの違いを福引で


 参加者 学生13名 教師他4名 計17名

用意するもの

  • GBIマネーとして  17枚のメダル (・古代麦の種籾 を代用 17粒)

  • 債券マネーとして、 1万円札 5千円札 千円札 それぞれ1枚 合計 16000円
  • (500円玉 100円玉 50円玉 10円玉 五円玉 1円玉の5つのコインと偽の500円玉 100円玉 50円玉 10円玉 五円玉 1円玉と6個の銀玉

  • お年玉入れ     17袋


補足

ボランティアの授業の学生30名 でも 同じ実験をするので その分も用意しておく
GBI用 メダル55枚 債券マネー1万円札2枚 5千円札2枚 千円札 2枚 合計 32000円


手順
  1. 参加者全員に 古代麦の種籾を1粒づつ配る
  2. みんなの前で お年玉袋に 500円玉 100円玉 50円玉 10円玉 五円玉 1円玉の5つのコインとそれらの偽の500円玉 100円玉 50円玉 10円玉 五円玉 1円玉 と11個の銀玉を入れ、シャッフルする
  3. 参加者の古代麦1粒は一回の福引権として お年玉福引袋を選んでもらう
  4. 一等500円 二等100円 三等50円 四等 10円 五等1円 の勝利者賞と彼らを支える敗者賞のブービー賞1位 偽500円 2位偽100円 3位偽50円 4位偽10円 5位偽5円 6位偽1円 その他の5袋は残念賞銀玉
結果

  • 古代麦の種籾は現金cash 1粒=1GBIマネー 生きる参加券
  • 本当のお金の500円玉 100円玉 50円玉 10円玉 五円玉 1円玉は貸金loan また・債券 (a loan bond, Bonds)であり、偽の玩具の 500円玉 100円玉 50円玉 10円玉 五円玉 1円玉は本当のお金を支える借金debtである
  • その他の銀玉は参加証・債券でも借金でも、また現金でもないボランティア券

B ビットコインの仕組み実験

参加者 学生13名 教師他4名 計17名

用意するもの
  • 1つの観音像のみ (発展させるのはおじぞうさんも)
手順

  1. 観音像のオークションを1円からスタートして 誰かに実際に落札させる
  2. 売り主はその金額を貰い、その中から、最高落札額の3%を 授業の場主の教授に 支払う

結果

  1. 観音像はビットコイン発行総額 2100万ビットコインの全購入権である
  2. 落札した貨幣は 実際の各国通貨である
  3. 授業の教室は ビットコイン取引所 であり、証券取引所また株式取引所 stock exchange
  4. 3%のオークション手数料は 各国為替手数料 である


C グローバル ベイシック・インカム(GBI)マネーの実験
参加者 学生13名 教師他4名 計17名

用意するもの

  1. 古代麦 1000粒
  2. 1ドル札16ドルと100円玉 10枚 1円玉 10玉 その他のコイン数個 各国コイン10玉

手順

  1. 参加者メンバーに 自由参加で 不参加者も数名あるようにして 古代麦1粒=1円 で売買する
  2. 売買額の1% 売買(為替)手数料として 1%の消費税のように 書いては買値に付け足して買う(500円なら505円 100円なら101円を払う)
  3. 次は 逆に買い手は売り手になり 元古代麦売り手は 古代麦=1円で すべて買いとる。その際 売買・為替手数料として 1%を元古代麦の発行元に払う(500円なら売り手は5円差し引かれた495円 100なら99円になる) 実際は500円なら 5円を売り手は500円を受け取る際につり銭として払えばいい
  4. 古代麦売買した参加者が17名中10名ならば、1%売買手数料合計を 均等に配分して金額を 古代麦で支払う。売買手数料合計110円であったならば 売買経費10円を差し引いた100円を参加者10人分で均等配分した10円を古代麦10粒で配当する

結果

  1. 古代麦1粒=グロ-バル ベイシック・インカム (GBI)マネーで それは電子マネーである
  2. 売買・為替・交換の貨幣は 各国通貨であり 実際は 1GBI=1米ドル の固定相場制であり 各国通貨は交換時のドル為替レートである
  3. ベイシック・インカムの配当は年に一回の 12月25日のサンタクロースがやってくるクリスマスに計算配当される、一年間に参加しなかった人には配当されない。
  4. GBI取引所は 世界のどこでもよく また参加者も どんな国の人でもかまわない。参加者だけのベイシック・インカムである。
  5. グロ-バル ベイシック・インカム (GBI)マネーは ネット上で自分の預金口座を開き、そこに預金利息として毎年 GBIマネーが配当される。また 1年間使用されなかった場合は配当はなく、 3年間GBI預金口座の出し入れがなかった場合、それは死亡またはダブった預金口座とみなされ、GBIマネーはすべて発行元の取引所に返還される

さらに発展させるには

 玩具紙幣とコインを GBIマネーとして、現紙幣とコインとの交換による手数料の康平配分をする。






13 なぜ戦争するのだろうか?ひょっとすると?
人類誕生から2050年までの世界人口の推移(推計値)グラフ

世界の人口の推移1

出典:国連人口基金東京事務所ホームページ
人口が多い主要国の推移予測をみると、ここ100年の人口は爆発的に増えたが、それも2050年にはピークを迎えるだろうと思われる。

戦後の各国人口推移1
日本やロシアやドイツは数年前より減少しだしている

そして、

地球的規模で、人類の人口をみた場合、その増加率をみることで予測がしやすくなる

世界の人口増加率をみると、1950年ころから減少し、2100年には、ゼロに近づく。

世界人口は、増加率に比べて、100年遅く2050年に減少すると思われる。

人口増加がピークに達したときは、第一次、第二次の世界大戦があった時である。

人類が平和を望む時に、人口は減少していくともいえるかもしれない。

人類が他の生物と同じようであり、人間の寿命のような生死があるとすると、

人類誕生から、人口増加減少する2050年をピークとして逆転させてみると、
3100年には世界人口は5億人にまた落ち着くことになるかもしれない。

世界の戦争と格差は2050年まで続くが、

2050年以降は平和と分かち合いの社会がやってくるかもしれない。

資本競争社会は自然共生時代へと変貌していくことが予想できる。

14 人類の未来予測
 世界人口の西暦が始まってからの現在までの推移のグラフをみると、ここ200年間で、借金返済の複利計算のように、人口爆発、経済破綻とともに、人類破滅に向かうような未来が見えてくる。
 そうした予感は映画や占いなどに反映され、現実的にも自然人為災害なども増えている感じがしてくる。
 そこで、今後の世界人口の予測を自分なりにしてみた。


 日本の人口のピークは2004年で1億2779万人であり、その前に宮崎県は1996年が人口ピークで、118万人だった。このピークの線上をのばすと、2050年には世界人口は90億人でピークを迎えると思える。

 その年から人口減少になり、それは人口増加曲線と同じような放物線で人口減少し、過去数千年のゆっくりとした人口増加線上の人口になり、2500年には20億人くらいになり、第二次世界大戦が始まった1939年頃の世界人口にもどるという予想ができた。

 この根拠は人はどんなに自然に逆らっても、必ずもとの自然に戻されるからである。

 注目すべきは、日本の人口が減少したのは食糧難でも、戦争でも、病気でもないと考えられる。逆に、経済的には豊かであり、平和で、長寿である社会状況において、人口減少が起きている。

 一方、アフリカは人口増加が激しいが、その社会状況は食糧難、戦争、病気があるという事実である。

 そのことからして、人口増加の原因は食料難・戦争・病気に打ち勝とうとする生命力ではないだろうか。

 日本の人口がピークを迎えた2004年はちょうど経済成長がとまったときであり、経済戦争をやめて、環境にやさしい社会と、社会福祉の方向へと転換していった時代である。

 世界全体が向かおうとする豊かさ・平和・人道・自然環境こそ、人口増加をゆるめて、人類が安全に地球上に長く暮らせる道だと思える。それは1人1人の人間の命の重さを感じる社会への変貌こそ、人が人らしく生きられる地球環境ではないだろうか。

 つまり、人類の未来は、「1人の命は地球よりも重い」という命の大切さを向かうことによって、開けるということになる。そうすれば、やたら、未来に対する災害や戦争や病気を恐れて、不安がる必要がないと思えるのである。

 たくさんの死を恐れるのではなく、1人の産まれる命の幸せを夢見ることにかければ必ず、人類は自然環境に合わせた社会をゆっくりと築いていくと信じられるのである。

15 人口増加・エネルギー・世界総生産高

人類の歴史において 産業革命後 200年余りで 急激な人口増加とエネルギー使用と総生産高は 異常である。
使うエネルギーの変化も石炭・石油・原子力とそのエネルギー生産と消費量は異常である



過去2000年間の世界各国・地域のGDPの推移(単位は百万1990年国際ドル)
0年 1000年 1500年 1600年 1700年 1820年 1870年 1913年 1950年 1973年 1998年
オーストリア 1414 2093 2483 4104 8419 23451 25702 85227 152712
ベルギー 1225 1561 2288 4529 13746 32347 47190 118516 198249
デンマーク 443 569 727 1471 3782 11670 29654 70032 117319
フィンランド 136 215 255 913 1999 6389 17051 51724 94421
フランス 10912 15559 21180 38434 72100 144489 220492 683965 1150080
ドイツ 8112 12410 13410 26349 71429 237332 265354 944755 1460069
イタリア 11550 14410 14630 22535 41814 95487 164957 582713 1022776
オランダ 716 2052 4009 4288 9952 24955 60642 175791 317517
ノルウェー 192 304 450 1071 2485 6119 17838 44544 104860
スウェーデン 382 626 1231 3098 6927 17403 47269 109794 165385
スイス 482 880 1253 2342 5867 16483 42545 117251 152345
イギリス 2815 6007 10709 36232 100179 224618 347850 675941 1108568
ポルトガル 632 850 1708 3175 4338 7467 17615 63397 128877
スペイン 4744 7416 7893 12975 22295 45686 66792 304220 560138
西洋合計 11115 10165 44345 65955 83395 163722 370223 906374 1401551 4133780 6960616
東欧 1900 2600 6237 8743 10647 23149 45448 121559 185023 550757 660861
旧ソ連 1560 2840 8475 11447 16222 37710 83646 232351 510243 1513070 1132434
アメリカ 800 600 527 12548 98374 517383 1455916 3536622 7394598
米以外の西洋分家 320 320 300 941 13781 68249 179574 521667 1061537
メキシコ 3188 1134 2558 5000 6214 25921 67368 279302 655910
他の南米 4100 2623 3813 9120 21683 95760 256188 1118398 2285700
日本 1200 3188 7700 9620 15390 20739 25393 71653 160966 1242932 2581576
中国 26820 26550 61800 96000 82800 228600 189740 241344 239903 740048 3873352
インド 33750 33750 60500 74250 80750 111417 134882 204241 222222 494832 1702712
他のアジア 16470 18630 31301 36725 40567 50486 72173 146999 362578 1398587 4376931
アジア全体(日本除く) 77040 78930 153601 206975 214117 390503 396795 592584 824703 2633467 9952995
アフリカ 7013 13723 18400 22000 24400 31010 40172 72948 194569 529185 1039408
世界計 102536 116790 247116 329417 371369 694442 1101369 2704782 5336101 16059180 33725635
16 人口爆発とベーシック・インカム

 今日本は少子化高齢化で、人口が減少している。

つい、10数年前では世界の人口爆発に合わせるかのように人口も増加していた。

いったい、世界の人口爆発をどのようにとらえたらいいのだろうか?

 究極の社会保障と言われるベーシック・インカムを進めていくと、ある不安が生まれてくる。

「もし、世界の人口67億人の生活を保障したら、人口爆発をさらに爆発させてしまうのではないか?」

という疑問である。

 ある人類学者がこんなことを言っていた。

「生存率が厳しければ厳しいほど多産になる。それが生物の本能である」

 魚や昆虫などをみると、かなりの多産だが、それで生き残れるのはわずかである。人類に近いほ乳類になるほど少子化になってくるようにさえみえてくる。

 日本は食料がたくさんあるのに、人口が減り、食べていくのが難しい国の方が人口増加している。

今までの生物の教科書では種の中でより強い者の遺伝子が受け継がれて、その種が保存されていくというように書かれている。しかし、もしすべての生物にその弱肉強食のような原理が通用するのだったら、常により強い子供が生まれてくることになるが、実際は常に弱い子も強い子も常に両方生まれてくる。

 生物全体が弱肉強食が真実だったら、すぐに弱肉の生物は死滅し、強食の生物だけが繁栄する世界になってしまう。しかし、この自然界は常に弱肉強食の生物が存在し、互いに依存しあっているという姿が本当のところではないだろうか?

 そこで、世界の人口爆発の原因をこうとらえることができるのではないだろうか?

人類の中で、格差が拡大し、より強い少数の人類に対して、弱い多数の人類ができるかぎり多く多産して、より生存率をあげようとしている姿ではないだろうか。

 これはちょうど西ドイツが崩壊する姿に似ていて、少数の政治支配者に対抗して、民衆のデモ隊がどんどん膨れあがっていく姿と重なってくる。

 弱者の記憶

 今の少数の金持ち支配の貸借システムはより金を持ったものが金を持たない者を死に追いやるものだ、それに対抗して、弱い金の持てない者の逆襲が人口爆発をさせている。

 家族設計をするときに、子供を何人産むかを決める。そのとき、夫婦は1人1人の子供を幸せに育て上げられるだけの人数と時間を決める。

 でも、そうした家族設計をしないで生めば、本能に従って産み、育てる責任を放棄して、子供だけで生き残れる力にまかせてしまう。

 今の資本主義と自由主義は個人の最も強い欲望を根本にしたシステムなので、まったく家族設計しないで、欲望のままに子を産み出し、欲望にままに生存競争させて、そこで生き残れるものだけが勝利者になれるシステムである。

 つまり、食料が多くなれば人口が増え、食料が少なくなれば人口が減るのではない。食料と人口数とは無関係なシステムが今の資本主義である。

 もし、1人1人の命をもっとも大事にするような家族設計で明日の子供たちを生み出すならば、人類は自然と環境に合わせた永続可能な人口にしていくことになると思える。

 今の地球の人口爆発tは人の命の重さを無視した欲望中心の経済から生まれた。

しかし、

 明日の地球の人類を人の命を最も貴重にした経済は自然と人類全体が永存できる数にしていくだろう。

 先の不安は逆で、1人1人の命の重さを最も貴重とした人類のベーシック・インカムを実施することで、今の人口爆発を沈め、知性のある家族設定で、人口を調節していくだろう。
17 作物と雑草、人間と自然

前年の陸稲の籾を精米すると10分の1の白米しかならないので、

食べずに、実験的にそのまま播いてみようとした。

来年の堆肥を作ろうとする庭に、

残った麦わらや剪定した枯れ葉を敷き詰め、

その上に、牛糞(剪定枝と牛糞を混ぜて3年間発酵させたもの・1トン1万円で購入)

をまき、足で軽く混ぜ、三角ホーで、藁や枯れ葉をかき分け、溝を作り、

浸水させない種籾をそのまま播いて、水揚げした。

雀とハトが種籾を狙って、うるさく群れをなして食べてしまうので

ブルーシートを被せておいた。

雨が降るとシートをはずし、止むとシートを被せた

二週間もすると稲種も、紛れ込んでいた大豆小豆も芽を出してきた。

芽を出した種は鳥は食べないので、ブルーシートをはずして、

毎日水やりしたら、まるで芝生のように、雑草は生えないでさらに生長してきた。



不耕起で、陸稲が雑草のように育ってきた2016.7.16

前年は雑草対策に、耕うんし、穴あきマルチシートで覆い、4月から作っておいた苗を植えこんだ。

今年はその手間が大変なので、穴あきマルチシートに種籾をまいて、土をかぶせ、鳥が食べないように麦わらで覆った。

だが、芽を出した稲は10分の1で、慌てて、失敗した時の苗を牛糞堆肥と一緒に植えたが、それが逆効果で、99%の苗は枯れて死滅してしまった。急きょ、最後に残った1キロくらいの種籾で、牛糞と土半々で混ぜた苗床で、鳥よけしながら。作り、再度苗を植えたが、とても足りないので、小粒の大豆(小鈴)を4.8キロ(18000円農協)を購入して、失敗した穴に播くことにした。

二度目の苗は昨年と同じように、水ホースと三角ホーで、穴を開け、苗を植え、購入した培養土(25L300円バーゲン価格)で覆ってしっかりと固定したら、昨年と同じように枯れずに生長してきた。

耕うんもせず、マルチシートも使わず、苗も造らず、実験的に庭に播いた種籾の方が、苦労して耕うん、雑草対策、苗植えをした種籾よりも、はるかに生長していることにびっくりした。

考えてみれば、どんな雑草も、耕うんもせず、肥料もあげず、種播きもせず、毎年季節ごとに交代して、に三種一杯に生える。雑草はいくら刈っても刈っても同じく生えてくる。種も播かず、耕うんもせず、肥料も水をあげなくても、季節ごとに違った雑草が生えるのだ。

どうして作物だけが、苦労に苦労を重ねても、やっとできるかどうかなんて、可笑しいではないか。

自然の雑草に合わせた農法で作物を作っていった方が、楽に働けるのではないだろうか?

人は嘘の上塗りのように、失敗に失敗を重ねて上塗りして、わざわざ苦労して生きてきているように思える。

それは原発電気を造って、事故がひとたび起きると、そこにもう二度と住めないようになるほどの徒労を重ねていることと、リンクしてくる。

戦争だって、そうだ、仲良くすれば平和的共存できるのに、殺し合って自滅していくことを選ぶのも、徒労に徒労を重ねて、生きづらくしている。



奪い合えば足らぬ・分け合えば余る


人は一時の欲望や感情で、苦労を重ねてしまう。

自然に、人間だけでなく生き物すべての思いに合わせた働きをすれば

苦労しないで生きられる雑草のようになれるかもしれない。
2017年11月の雑草地
写真の左は 畑の石を投げ捨てたところで 雑草がいつも生えているところである。
だが 前年 小松菜が菜の花になり、それが枯れだしたとき、その種をそのまま雑草地にばらまいたら
また同じように小松菜は秋になって 食べきれないほど成長した。
長ネギは 雑草地に 4年もそのまま雑草として 一年中 食べさせてくれる。
それは 根ごと引き抜かないことで 食べる分の葉だけもぎとって料理に使っているからである。
花が咲き、種ができると それをその周辺にばら撒いてきたが、
種は他の雑草にまけて成長しないが、球根が増えるので それを 近くに移植していったら 増えていった。
18 古代麦の初めての収穫


2017年5月末 古代麦が実る

陸稲の種を播くため古代麦を脱穀・風選した2017.11月

陸稲は8月始めの10日間、旅に出ていて 雑草を抜けなかったため、雑草9割 陸稲1割になってしまい
ほとんと全滅に近かった。
だが1か月半、毎日雑草抜きして、生き残った陸稲を移植して。なんとか葉は茂った。

しかし
11月に稲穂にはほとんと実がならず、いくらか 実が付いた陸稲を手で脱穀して 種を取り出し、
なんとか来年の種籾につかえるだけの量をえた。

陸稲はもう6年も毎年挑戦しているが ほとんど成功したためしがない。
だが小麦は毎年秋に種を播くだけで けっこう収穫できる。
古代麦は品種麦(にしのあかり)よりも 二倍一番収穫できたが、
食べるように精麦したら、
収穫の6分の1くらいの玄麦しかとれなかった。
にしのあかりの小麦よりも食べられる量は逆に5分の1くらいしかない。

古代麦の玄麦の皮は品種麦より柔らかく 味もうまいので
粉にするよりも 白米と一緒に 同量で 白米1合 と古代麦1合 を水の分量は白米を炊くのと同じでいい。
ただし、古代麦は前日水にさらし 麦芽菌の香がいい白い水を使って 白米と炊いた方が美味しい。


古代小麦1合と白米1合で米を炊く2合分の水でOK
どうして 古代麦の生産をやめたか?

古代小麦の実はその10倍くらいの籾殻で守られているため、鳥も食べれないし、
人間がその籾殻をとるにはとても手作業では難しい。それ専門の精麦機が必要である。
つまり
機械が発展したから 古代小麦が食べれるようになったが、
大昔は旧約聖書に記述しているように 垣根のような家の境界線に使うようなもので食べていない。
食べるのは実がたくさんでき、石臼で粉にし パンにしやすい小麦品種が使われてきたと思える。

参考 旧約聖書 イザヤ 28:25
「彼はその表面を平らにしたら,次に黒クミンをまき散らし,クミン+を振り散らすのではないか。そして小麦,きび*+,大麦を定めの場所+に*,スペルト小麦+をその境+として置くはずではないか。」

パン小麦は人間によって いろいろな品種改良されてきたが、 食べるのが困難な古代小麦はそのまま品種改良されないで
6000年~9000年も生き残ってきた。



人類は 食糧を 「より多く」「より楽に」「より美味しく」・・しようと いろいろな方法で「品種の改良」をしてきた。
当初はメンデルの法則で かけあわせたり、 偶然の進化か 病気か 解らないほどの産物を 育成して 人間が好むような品種改良してきた。
だが、今では 種自体に 化学物質や放射線で 強制的に 遺伝子がこわたりして、異常な品種を作り、育てる方法に変ってきた。
それが、遺伝子操作ができる時代になり、他の遺伝子との組み換えまた合成もできるようになり、
また、ピンポイントで 特定遺伝子を切断することも可能になり、ゲノム(遺伝子)編集も進んできている。



人類は生物を人間の思いのままに作り替える技術を手にしたことになる。

だが、ゲノム編集は どんな生物・・つまり人間でも、 その受精卵の遺伝子操作ができるということである。
人間が将来どんな性質も どんな才能も どんな特性をもった人間を作ることもできるということである。
だが、
遺伝子操作されて 生まれてきた人間の立場にたってみれば 気持ちのいいものでもない
人類はロボットもそうだが ゲノム編集で どんな人間もどんな生物も作れる時代に入ったことである。

だが、
そうした遺伝子編集操作ができても その目的が人類だけのものか また人類を支配する者たちのものか 一代限りの享楽をえるためのものなのか?

「できることをする」時代から
「できても それをしない」時代への選択が必要になってきている。
その目的が何かによって 「できる選択」をすべきである。
ただ 知的満足心とグルメ享受だけでは 人類の将来が脅かされてしまう。

それは原水爆 原発 もそうだが、ただ電気をより多く より楽に より強く より儲かる というだけでは 人類全体が滅亡してしまう危険がふえてくる。

今や
人類だけの地球 より人類ごのみの環境 という時代から、
生物全体にとって よい地球環境にすることが 永く人類の将来が保つ時代へと方向転換している、


人間が食べるのに都合のいいものだけが 品種改良されてきたが、今や、そうした品種改良された小麦を食べるとアレルギーがでる。
だが 何千年も品種改良されなかった野生の小麦はたべてもアレルギーがでない。

人類が進化 品種改良・遺伝子組み換え・ゲノム編集を技術技術 といっているが 
その進化技術で 人類は滅亡の危機にさらされてきているともいるのである。

本当に必要な進化とは 人類にだけ都合のいい進化ではなく
数十億年変化する地球環境に適応するための 生物全体の進化が必要になってきている。

数千年も万年も 生き続けた古代麦のような雑草から 人類が今後どのように進めばいいのかを学ぶことが
明日の人類への課題であろう。


19 対偶証明から聞こえてくるもの

相対的な現象を広狭的な命題として捉えると解決策が見えてくる

対偶証明とは・・・?

数学1で、対偶証明と背理法という間接証明がある。

対偶証明と背理法の違い

対偶証明法とは、「AならばB」といった命題を直接証明することが難しい場合に、「対偶が真なら命題も真」であることを利用し、「BでないならばAでない」ことを証明する方法であり、

「背理法」とは、「AがBであることを証明せよ」という問題に際し、
「Bでない」と仮定した場合に起きる矛盾(そうとは限らない)を見つけることで、「Bである」ことを証明する方法である。

要は   を証明するには  であること、またその矛盾がないことであるから。


対偶法(または背理法)という理解で十分である。


そもそも対偶とは何か? それをはっきりさせないとよく解らない!


ちなみに、Aを犬 Bを動物として、犬Aが動物Bに含まれるという命題を例にすると




『AならばBである』という前提に対して、
『BならばAである』を「逆」と言う。
『AでなければBではない』を「裏」と言う。
『BでなければAではない』を「対偶」と言う。

前提『AならばBである』が正しければ、
その「対偶」は常に正しい。
しかし「逆」と「裏」は正しいとは限らない。

「AはBである」という定義はAが狭義で、Bが広義である場合も使われる。

そのため、AがBに含まれるという場合、AはBであるが、Bが必ずしもAであるとは限らないので、逆は真ならずともいう。

それを解りやすく図式化すると





犬は動物に含まれるので、犬は動物であるとは言えるが、逆に動物がみな犬であるとは言えない。

しかし、対偶として、動物でないならば犬でもないとは真に言える。


*+*+*+*+*
実際の授業では

 「大橋先生(A)は人間B)である」ことを 証明せよ。

その逆である
 「人間(B)ならば 大橋先生(A)である」とは限らない。逆は真ならず。

元のA→Bの裏である
 「大橋先生でないならば 人間ではない」とは限らない。裏も真ならず。

元のA→Bの対偶また背理である
 「人間でないならば 大橋先生ではない」は正しい。 対偶また背理は真なり。

よって
「人間でないならば 大橋先生でない」という対偶・背理が真であるので
「大橋先生は人間である」と証明できる。

*+*+*+*+


この狭義広義の含まれるという概念はABの二種類だけでなく、何種類にも使える。

それは真か?証明せよ! 対偶証明(背理法)
AはBであり、Cである CでないならばBでない、BでないならCでない
犬は動物であり、生物である 生物でないならば動物でなく犬でもない
大橋先生は人間であり、神様である 神様でないならば人間ではなく大橋先生でもない


よく善悪などの正反する対照的な議論が平行線に陥る場合はそれらを大小や広狭で定義し、それを共有すればその論議は交わって協議発展もできてくる。

例えば、性善説と性悪説はどちらが正しいにか、卵と鶏はどっちが先かという平行線的な議論にも応用できる。

「人は神であり、悪魔でもある」という矛盾するかのようなことが本当のように語られてしまうと、実際にはどうしたらいいのか迷うことになる。



そこで、心の大きさに応じて、神と人と悪魔を定義してみる


悪魔 ⊂ 人 ⊂ 神様

心の小さい人は悪魔であり、心の大きい人は神様である。





鬼の目にも涙のように、悪魔は人であるが人はみな悪魔であるとは限らない。

人イエスが神キリストと崇められるように、人は神様であるが、神様がみな人であるとは限らない。

この広狭概念から性善説を適応すると





また 卵が先か鶏が先かという堂々巡りは





これらの広狭概念と論理は生物界にはまったく同一なものは存在しないが、無生物界にはまったく同一なものは存在する。

それは可動域の大きさによって、無生物と生物を定義することもできる





さらに、人の病気と健康の定義にも応用できる





また、金銭システムを金銀銅の命のない物としてとらえるか、生物としての命ある者としてとらえるかでも

それが病的か健全かを判断できてくる





戦争で無駄な金や血が流され、金儲け競争で、ほんの一部の細胞人に血のほとんどは集まり、他の多くの細胞人には血が廻らない金銭社会は病気であって、けして健全とは言えないだろう。

金銀銅を人に貸し借りできても、人の血を貸し借りなどできるだろうか? まして、利息が付いて回ることなんかありえるだろうか?

病人に輸血できても、病人がそのお礼に、健康な人に輸血できるだろうか? まして、輸血された以上の利息をつけて健康人に輸血返却できるだろうか?

かように、相対的な現象の問題解決には、広狭の命題定義からリセットして、再構築すると、そに解決策は見えてくるだろう。

グローバル生産環境に適応してみると
 矛盾的な問題を どういう判断していいかが 解ってくる

個人にとって良いことは 地域社会にとって良く 日本にとっても良く 国際社会にとっても良く 地球環境にも良い

地球環境に良くないならば 国際社会にも良くなく 日本にとっても良くなく 地域社会にとっても良くなく 個人にとっても良くない


個人同士は同じ領域に平等に存在しているので 
個人同士では 善悪 良いと悪い 得と損 美醜 愛憎 という
相反的な物事感情があるが
個人の次元よりも大きい次元になった場合、相対的な矛盾は消え去り、
経済的には ウインウインになるし
環境的には どちらにも良いになる

物事の視野を広げたり 狭めたりしていくと  物事を正しく判断できるようになる。

ゲノム編集するとき、その魚や植物は人間にとって良いが、動植物にとって良くなければ その研究と生産はやめた方がいい

遺伝子組み換えをした場合、それは人間にとっては良いが 組み換えされる動植物にとって良くないならば その研究と生産はやめた方がいい

原発を作動した場合、それは人間にとって良いが 動植物 生物全体 地球環境にとって良くないならば それは即やめた方が良い。

また、その対偶・背理も同様である。

正反の議論や戦争が起きたとき、
それは正反合という弁証法で解決できるが

正反合するアウフヘーベン(止揚する)とは より広い視野に立つ また より大きい次元に立って判断すれば 解決される。

つまり アウフヘーベン(止揚する)はより広い視野に立って判断するということである。


過去2000年間の世界各国・地域のGDPの推移(単位は百万1990年国際ドル)