「X」利子付き貸借の問題現状


無理な利子付き貸借を放置するとどうなるか


A お金は元金と利息の2つに分離し,利息は増殖して流通する

・元金を市場から発行元の日銀に返したら、市場からお金がなくなるので、元金はまた市場に貸し出さなくてはならない。それは永遠に貸し出さなくてはならないので、元金が回収されることはありえないことになる。

・一方、利息分は市場は日銀券として発行は無理なので、借用証書を日銀に発行することで、また元金と利子分の合計を借りなければならなくなる。

・3年目は3R以降は利子は複利と単利があり、利子は利子を生み出すことになり、その計算は下記による。
100年間利息2%複利で借りると、

  1000兆円×(1+0.02)の100乗
1年目=1020兆円/2年目=1040,4/3./1061.2 4./1082.4 ./1082.4  5./1104. 1/6./1126,1 7./1148.7 8./1171.7 9./1195.1 10/1219.0/11/1243.3 12/1268.2 13/1293,6 14/1.319.4 15/1345.9 16/1.372.8 17/1,400.2 18/1428.2 19/1456.8
20/1485.9 21/1,515.7 22/1546.0 23/1576.9 24/1608,4 25/1640.6 26/1673.4 27/1706.9 28/1741.0 29/1775.8
30/1811,4 31/1847.6 31/1884.5 32/1922.2 33/1960.7 34年目/1999.9兆円 35/2039.9 36/2080.7 37/2122.3 38/2164,7
39/2208.0 40/2252.2 41/2297.2 42/2343.2 43/2390.1 44/2437.9 45/2486.6 46/2536.3 47/2587.1 48/2638.8
49/2691.6 50/2745.4 51/2800.3 52/2856.3 53/2913.5 54/2971.7 55年目/3.031.2兆円 56/3091.8 57/3153,6 58/3216.7
59/3281.0 60/3346.6 61/3413.6 62/3481.9 63/3551.5 64/3622.5 65/3695.0 66/3768.9 67/3844.2 68/3921.1
69年目/3999.6兆円 70/4079.5 71/4161.1 72/4244.4 73/4329.2 74/4415.8 75/4504.1 76/4594.2 77/4686.1 78/4779.8
79/4875.4 79年目/4972.9兆円 80/5072.4 81/5173.8 82/5277.323 83/5382.9 84/5490.5 85/5600.3 86/5712.3 87/826.6
88年目/5943.1兆円 89/6061.9 90/6183.2 91/6306.9 92/6433.0 93/6561.7 94/6692.9 95/6826.8 96年目/6963.3兆円 97/7102.6 98/7244.6 99/7389.5 100年目/7537.兆3156億円

100年間利息2%単利で借りると

  1000兆円×(1+0.02×100年)=3000兆円

現実的には
複利計算が主になる。元金はけして返却されない以上、利息の利息が付く繰り返しが行われるからである。
そのため、元金1000兆円は34年目には2000兆円、55年目には3000兆円、69年目には4000兆円、79年目には5000兆円、88年目には6000兆円、96年目には7000兆で7倍になり、100年目には7500兆円で7.5倍に借金は膨れあがる。

そして、100年後には2つの貨幣が流通する。

 日銀券  1000兆円
 借用証書 6500兆円

 株券もまた借用証書の一つであり、それらは売買され、日銀券と交換されるが、その金額は一定しないで、
 6500兆円の借用証書が売買されると、その金額は 最低0円で、最高は利率や人気などで無限に6500兆円以上になる。

 金にとって代わった管理紙幣である日銀券ではあるが、その管理される日銀券は管理不可能な予測も安定もしない借用証書にとって代わってしまう。

 
 

お金の又貸しがらさらに借用証書発行が増えていく

 例えば、こんな具合に金利は自由に付けられる

 日銀から市中銀行へ 金利 0.001%
 市中銀行から国へ  金利  2%
 国が地方へ    金利 3%
 市中銀行から企業へ 金利 5%
 企業から個人へ    金利 8%
 預金者から市中銀行へ 金利0.5%

  というように銀行や企業は金利の差益で収益をあげるようになる。
 お金は商品の価値を計るものではなくなり、商品と同じようなものになる。

 いわば、金融商品(借用証書)を仕入れて売る流通差益で儲けていく投資経済に代わっていく。

 そのため、現在は日銀券10%に対して、債券(借用証書)90%の流通になり、経済は中央銀行はほとんど管理機能がなくなり、不安定な債券が経済指標になってしまう。

 

各国のお金は債券のような外国為替商品になる

 各国の国債お利息の違いや、各国の経済情勢で日々変化する外国為替商品がほとんどお金として流通しているため、100%現代の通貨は本来の商品のハカリとしてのお金ではなく、実質モノやサービス商品とは無関係の金融商品になって、金で金をかせがないと、経済生活そのものができなくなる社会になってしまった。

 世界の基軸通貨としての管理紙幣であるドルもまた金融商品になったため、それは基軸通貨としての働きはなくなり、単なるアメリカ国内の経済状況をあらわす金融商品になってしまった。

 
 

中央銀行管理から金持ち支配社会に

 中央銀行が発行する管理紙幣は元金として、市場に永遠に貸し付けられる。そのことは、独占発行する中央銀行券から永久貸出されるため、その所有権は発行者から、返済しなくてもいいお金の所有者が経済界のトップになって、世界経済を支配管理できるようになる。

 

これが今「ウオール街を占拠せよ」のデモ隊が世界に広がっている姿である。
この原因は利息付き貸借するお金を発行して、そのお金の返済を促す無理な循環システムが生んだ格差社会の実態である。

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